清須邦義 プロが教えるアコギ集中レッスン120分

田園都市線/横浜青葉台のギター教室です。近郊、沿線駅等には派遣講師としてお伺いします。

歌唱テク

歌い方「ビブラートをつけてる?つけてない?」

投稿日:2017年4月8日 更新日:

★ビブラートはあたり前?

生まれ持って〈美声である〉〈魅力的な高音域〉〈同じく低音域〉or〈特別な個性〉がある。等々で、これは練習で追いつくものではないと思います、そうでない人は諦めましょう( ^ω^ )
と、いう訳には行かない。私もそうなんですが、上のグループには見当たらない普通の声。しかし、なんとかして“いい感じ”にはしたいところです。特別な声でなくともいい歌手はいますし、コンプレックスにするのはやめておきましょう(笑)。

先日、受講生に「ビブラートをつけた方がいいかもね」と言ったら。「え、私ビブラートなしで歌ってるんですか?」と言われました。ビブラートを気にした事がないんですね、普通そうかも知れません。ノンビブラートでも、いい感じの人は沢山いて、個性的でもあるんですが、ノンビブラートというのは、ピッチ(音程)にごまかしが効かないので、凄く大変なんです。

★ノンビブラートとビブラート

ノンビブラートの場合、ピッチが合ってる、合ってないは、正規の音程一点(一線)です。
下図のようにビブラートをつけていると、許される範囲は大きくなります、分かりますよね?

★それでは、ビブラートの練習を。

歩きながら、小さい声でいつもハミングすれば、一週間でなんとなく分かるようになります。

①シドシドシドシド(んんんんんん)と4分音符でやってみます。

②今度は8分音符でです。

③まだ波が大きいので、次は三連音符にしてみます。
(シドシドという上下の深さも少し浅くすると、感じが出てきますね)

④二拍伸ばしてから、ビブラートをつけ、デクレッシェンド(だんだん弱く)して下さい。これで完成です。

この練習を歩きながらのハミングでいいです。息を沢山吸い、お腹を固くし、少しずつ吐き出すように、毎日やってみて下さい。

▼ビブラートのきれいなアーティスト

見本になるような、きれいなビブラートですね。
【山本潤子on Youtube】

【EXILE on Youtube】

★上下の波ではなく、強弱のビブラート

昔の言葉で言うとウイスパー、声の響きより息を吐く量の方が多い歌い方で、これは上下の高さでなく、いわば、とぎれとぎれ風、音程ではなく強弱のビブラートです。はかなげに美しいです、こういう歌い方も私は好きです。

▼手嶌葵さんが個性的ですね。

【手嶌葵 on Youtube】

※最初に言ったように、何も気にしないで歌ってても、いい感じであれば、こういう練習はしないで、そのままで問題ありません。で、なければ、ちょっと練習してみるのもいいですね。

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