★メロやアドリブは移動ドで弾きます。
開放弦を使わないハイボジションのスケール・ポジションを覚えます。イントロや間奏などのメロ。また歌なかでのフィル・イン(お遊びフレーズ)、アドリブなどは、すべてハイポジションで演奏しましょう。
▼理由は
(1)前回説明したように、音に表情がつけやすくなる。
(2)「移動ド」のフォーム(ドレミファのポジション)を覚え、そのフォームをずらします。例えばCのフォームを2フレットあげて、同じカタチで弾くとDからのドレミファになりますね。こうしてすべての曲をキーCの意識で弾く事により、♭や#を意識せず、ミスが減ります。プロのミュージシャンはすべてと言っていい程、これでプレイをしています。
ギターでは、なかなか難しい事ではありますが、覚えると今まで見えなかったすべてが開けてきます。
※カテゴリー【譜面の読み方】にも書いてありますので、そちらも参照して下さい。
▼「移動ド」〜「移動コード」
△通常の読み方「固定ド」
Aのキーではファとドとソに♯がついています、その音が登場する度に半音上げて弾く事になります。
つまり、音符に#や♭がついてなくとも—
| ラ | シ | ド# | レ | ミ | ファ# | ソ# | ラ | と弾く事になります。
面倒だし、ミスをしないよう気を使いますね。
◎「移動ド」での読み方
キーはAなのでラからドレミファをやると
ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ-シ-ド
簡単で♯や♭のミスもなくなります。
♯や♭は全く意識しないで弾く事が出来ます。
◎私は譜面のコードの脇にこんな風に書いたりもしていました( ^ω^ )
Gのキーで譜面が
| G | C | G | D |
と書いてあれば、それを、
| G(C) | C(F) | G (C) | D(G) |
とか
| G(1) | C(4) | G (1) | D(5) |
(4度の和音、5度の和音と…)
書いたりする事がありました。