清須邦義 プロが教えるアコギ集中レッスン120分

田園都市線/横浜青葉台のギター教室です。近郊、沿線駅等には派遣講師としてお伺いします。

作詞・作曲法

作詞・作曲「さて、どこから始める?」

投稿日:2017年4月3日 更新日:

★シンガーソングライターにチャレンジ!

私は別にヒットメーカーでもないので、おこがましいとは思いますが、私流の考え方/作詞法を紹介します。

★リアル・ストーリーを歌にする

たまに「あの歌の彼女は、いつ頃の?」とか「その後どうなった?」と聞かれたりします。「結構失恋してるんだなあ、あの人」とか、思われてるかもしれません(笑)。
もう随分前になりますが、作詞を始めた頃は、すべてリアルな体験を歌うしかなかったので、人前に出すのは恥ずかしいという気持ちがありました。しかし、そういったリアルな話しはテクニックを超えて、やはり一番説得力があるものです。リアルな話しなら、サビは「愛してる!」だけを6回繰り返しても、伝達力があるものです。詞だけを見れば稚拙に感じますが、メロディーと歌にうまくのっていればOKなのが、歌でもあります。
しかしながら、そう年がら年中、恋愛をしてる訳ではないですから、詞は体験でなく創作しないといけないという事になりますね。

★創作とはいえ、ウソではない。

誰もが生きてきた環境とか、出会った恋人・友達・不運・幸運、等などで、固有のハートが出来上がっています。それはいわば、自分固有のものに対する考え方「オリジナル・ハート」です。
詞はそこから生まれ、歩きだすので、まったくのウソではなく“やりそうな事”を書きます、やらなそうな事は美意識が許さないので書けないんです。映画監督や小説家もそういう意味ではウソではあるけど、自分がいるという意味ではホントのハートです。ですから、作詞も「あの彼女は今どうしてる?」 ではなくて、「あなたらしい詞ですね」という事になる。そうなれば一歩前進です。

★Who I am?(自分ってどんなやつ?)

「それじゃあ、自分はどういう人間なのか?」 まずは、知らなければいけません。例えば映画でも小説でもいいです、どんなものに感動した覚えがありますか?

・劇的でスケールの大きい一大ロマン?
・情熱がほとばしる青春の夢?
・ハードボイルドなアクションでスッキリ?
・達観した心で人生を描いたもの?
・他人を勇気づけるストーリー?
・失恋したひとを更に“泣かせる”役割り?
・男の感傷?
・女の純情?
・隣の異性の事を歌った、ふわふわした気分?
・ひとをクスっと笑わせてくれるウイット?
・鋭い言葉で社会を言及?

いずれにせよ、感動したものがあったら、その作者は自分と似ている感性でものを作っている人です。ストーリーの運びやエンディングの着地点も、あなたに似ている。同じ感性・美意識を持った作家です。
よって、感動した作品があったら、あなたもそれ!

【その感動の余韻から作品づくりを始めるんです】

どんな歌を作りたいのか決まりましたか?。
かく言う私は古くさいですが「男の哀愁」に心惹かれます(笑)。多からず支持して下さる方もいますが、80%が男性という….、真似する必要は全くありませんが、こんな感じです、なんとなく性格が分かりましたでしょうか?。

【 Youtubeチャンネル 】

★さて次に、詞を作る為の【準備】をしましょう。

ギターの上達なども同じです。なにも準備なしで練習しても上手になりません。練習する前に「計画」がないといけないんです。漠然と毎晩徹夜でギターをかき鳴らしても、空行く雲を眺めても、曲は浮かんでは来ません。
プロの作詞家は必ずと言っていいですが、ボキャブラリーやヒントの「引出し」を持っていて、「さて、この歌にはどんな小道具が似合いかな」と言葉を引っ張り出すんです。作詞家はプロの職人、ボーッと考えれば、色んな言葉が降臨してくる天才ではないんです。で、ないと「一週間で歌を作って下さい」という発注に答えは出せませんね。

★引出しをいっぱいにしよう!。

引き出し.png

私は常時、図書館に行き、好きな小説家は無論の事、他にも名前の知らない好きな作家探しもします。電車の中で週に3冊ほど読んでは、好きな言葉や並べ方、組み合わせを、膝に置いた大学ノートに沢山書いていました。(パクリをしてはいけませんよ、間違って大ヒット曲になったら、盗作になってしまいます)。
例えば、いい小説家は「悲しい」というシーンの中で、その悲しさを何十通りも書けますね。

「悲しそうな顔をした」
「悲しそうにため息をついた」
「身を震わせた」
「ぽろぽろと涙を落した」
「慟哭した」
「胸を切刻む苦痛と悔しさに負けまいとしていた」
「肩を落した」
「沈み込んでいた」
「小さなため息を漏した」
「力無く微笑み、肩をすくめた」

最近ではIT時代なので、Huluで毎日映画を見て、何かをみつければパソコンやiPhoneのメモ帳に言葉を書き留めています。鼻歌でいいメロディーが浮かべばボイスメモでストックします。それが私の【引出し】です。引出しをいっぱいにするには、こんな事以外にも常にアンテナを張っていないといけない、という事も実感しています。という訳で、私は引出しなしでは歌が作れません。

★作詞は二行から始まる!

前出の「引出し」が「フック」になる事もありますが、基本的にはボキャブラリー(道具)の入れ物であり、作曲も含めて曲作りの始まりは、やはり「」っとしたアイデアやヒント、ひらめき=フックです。著作権の関係でヒット曲の詞を出すのは控えますが、好きな曲の詞を眺めて「この歌はここがいいんだな」と判断してみましょう。大抵が二行ほどの必殺ワードが隠れています(笑) それが曲の根っこ=骨子です。つまり、ちょっとしたフック・アイデア・ヒントで、冒頭でもよし、サビでもよし、まず二行の骨子を見つける事から始めます。
骨子さえ見つけてしまえば、もうモノにしたも同然です(笑)

① 骨子に向かっての前奏、例えばシチュエーションやエピソード作り

② サビに辿り着くまでの心情
等々は引出しの中を眺めて下さい、似合うボキャブラリーがきっと見つかる筈です。

★詞先?メロ先?

これも、よく聞きますね。
①詞を先に作って、あとでメロディーを作る。
②メロディーを作ってから、詞をあてこむ
③両方一緒に作る

③がベストです。

詞だけに力を入れて、三番までびっちり書いてあると、詞ではありますが、5.7.5.7.7のように並びのリズムがあり、それが自由にメロディーを発展させる上で妨げになると私は思います。
一方、メロディー先行は、どうしても♪の数を数えて、タンタカ タカタカ タカタカタ♪ のような穴埋めクイズになってしまいます。計算になってしまうと、曲全体の俯瞰が出来なくなってしまいます。
つまり、
前出、最初の二行だけでいいんです。あとは引出しを眺め、骨子にむかって、前後をメロと一緒に作って行きます。一番の歌詞とメロが完成してしまえば、楽しくなって二番や三番の詞は、比較的短時間でひょい!と出来てしまう事が多いです。思っていたより簡単でしょ?( ^ω^ )

▲エラそうに長々と書いてしまいましたが、十人十色で、様々なアプローチがあるとおもいます。これは私流の方法論でした。

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